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東須恵町の住宅

 

山口県宇部市に計画した住宅。

角地にあるこの場所は2つの道路に面している。

片方は毎日途切れることのないほどの車が通過しており、もう一方はその道路から脇道に入るように車の侵入も少ない。

慌ただしさと静けさが共存する対照的な場所に、コンクリートの塊を3つ並べた住宅を計画した。

 

交通量の多い道路には、それぞれが重なり合うように配置し、もう一方は挟まれたボリュームによって解放された空間となっている。

細長いボリュームの特徴を生かして縦軸と横軸に性格の異なる空間となることを目指した。

 

ここでは生活のなかで、空間の大きさの変化を体験しながら、静けさと慌ただしさを選びながら生活ができる建築となっている。

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