デジタルとフィルム

こんばんは、枯葉 久家です。
前回は引っ越しの記事を書きましたが、新居の改造はまだ道半ばということで、
今回は、そう、カメラの話です。
(ちなみに、タイトルは“デジタルとアナログ”でも良い 気がしますが、対象物を写すという技術として、古いものはカメラオブスキュラ(暗い部屋という意味)が16世紀ごろに既に存在していて、その時代のカメラからすると、フィルムカメラはアナログと言えるのか。。となったので“デジタルとフィルム”にしました☆)
さて、皆さんは“何で“写真を撮っていますか。
この“何で”にはwhyとhowのどちらの意味も含んでいて、
whyはなぜ写真を撮るのか、何のために写真を撮るのか、どういう時に写真を撮るのか
howどのように写真を撮るのか、道具は、対象物は、といった手段的なこと。
僕はたまにこの問いをぼやーっと考えています。ほんとにたまーに。
whyはまた別の機会に書くとして、今回はhowについて。
この回答として、大多数の方が「あいふぉん」とか「けーたい」と答えるのではないでしょうか。
つまり大多数がデジタルで撮っているということです。
デジタルで撮るというのは、ざっくり説明すると、
レンズから取り込んだ光を映像素子を介してデジタル信号に変換し、それがスクリーンに画像として映るというような仕組みを使って撮るということ。
愛フォンとかデジタル一眼、コンデジがそれにあたります。
取り込んだ映像(光)が電子データ化されることにより、フィルムのような媒体としてのハードがいらなくなり、
小型化がデータ容量がある限り何枚でも撮ることができますし、愛フォンのスクリーンですぐに撮った写真データを見ることができます。
このデジタル技術の発達により、フィルムに比べ、写真を撮ることにかかるコストがめちゃめちゃ少なくなりました。
どのくらい違うかと言うと、、
例えば、愛フォンで写真を撮る場合、カメラを起動して、シャッターボタンをタッチすると、写真が撮れますよね。
写真フォルダを開けば過去の何千枚もの写真を見られます。
対して、フィルムカメラで写真を撮るには、
フィルムを買って、カメラにセットして、フィルムを巻き上げて、ファインダーを覗き込み、露出を調整し、シャッターを切る、
フィルムは一般的に27枚撮りや36枚撮りしかないので、27回シャッターをきったら、フィルムを巻き戻して、またセットし直す必要があります。
また、撮り終わったフィルムはそのままでは見られないので、某カメラのキタムラなどで現像し、やっと写真としてみることができます。
時間と手間とお金が非常にかかり、体感としては愛フォンに比べ
70倍くらい面倒です。
それでも未だにフィルムカメラを愛用する人が居て、規模は縮小しつつありますが、フィルムの製造が継続されている理由は、
フィルムカメラで撮った写真には独特の魅力があり、かつ撮る事自体が楽しいと感じるような仕掛けがあるからだと思います。
次回以降その辺を掘り下げていこうと思います。
長くなったので今回はこの辺で。
久家 孝允 / takayoshi kuga